お知らせ
「紙のへんしん」&「ギア比を考えるレゴブロック工作」を開催しました。
2022.05.30
2022年5月28 日(土)に「紙のへんしん」&「ギア比を考えるレゴブロック工作」を開催しました。
第1部「紙のへんしん」
講師:飯塚真喜子氏(NPO法人ガリレオ工房)
トイレットペーパーに色水を吸わせる実験をしました。3色を3回に分けるとグラデーションになりました。
外側と内側で色が変わるのが不思議でした。このトイレットペーパーを水で溶いて繊維を観察しました。
再び繊維を集めて濾して水分を抜くと紙に戻ります。紙に戻す時にカモミールの種子を入れて、シードペーパーにしました。
土をかぶせて水をまくと芽が出るでしょう。紙のリサイクルや紙が土になることに話が広がりました。
第2部「ギア比を考えるレゴブロック工作」
講師:白數哲久先生( 昭和女子大学准教授 現代教育研究所所員)
モーターの回転を速くすると発電してLEDが光る装置を観察しました。
指で回すと光るのですが一瞬で終わってしまいます。長く光らせるためにギアを使うことを考えました。
レゴブロックの歯車を組み合わせて回転数を上げる機構を思い思いに作りました。設計図はありません。
STEM教育ではこのように探究的に学びます。ギアを組み合わせて高速回転する機構を完成させた人がいましたが、その分回すのに力がいります。人の力で回せるぐらいのちょうどよい組み合わせがあることが分かりました。ほとんどの人が成功していました。
参加者は16名でした。