昭和女子大学 現代教育研究所

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教育研究公開セミナー(現代教育研究所オープンラボ)「対話する学校~持続可能な研修と知の形成について~」(2019年8月25日)を開催しました。

2019.10.11

 

セミナーは基調講演とグループワークの2部構成で実施しました。参加者は、大学を含めた学校の教員に加え、企業や塾関係者、学生など30名あまりでした。講演は以下の2本でした。
 

■松井晋作氏 (桐蔭学園トランジションセンター 専任講師)
「高大接続を意識したSDGsの取り組み」
松井氏は、高大接続改革が目指す「新しい学びのあり方」と
国連が設定している「持続可能な開発目標(SDG’s)」、そして
「持続可能な開発のための教育(ESD)」がいずれも「インクルーシブ教育」の考えと近く、生徒の主体的・協働的な学びを進めていくことの重要性を指摘されました。

 

■神徳圭二氏 (奈良女子大学附属中等教育学校 教諭)
「地域へ、そして全国へ~ラウンドテーブル型研修の試み~」
神徳氏は、こらまで進めてこられたラウンドテーブル型教員研修を紹介し、グループの中で一人の人の話をじっくりと聞き、それに対して肯定的な助言を行っていくことで、話し手・聞き手双方が、問題を共有するとともに共感し、より深く考えて行くプロセスが展開されることを強調されました。

 
 

グループワークは趣旨説明に続き、各グループ(原則4名)で、事前に準備を求めていたテーマ(「コミュニティにおける自身の立場で大事にしている想い・実践していること」)についての話し合いを行いました。グループ分けは事前にできるだけ多様な人が一緒になるようにしました。
一人の持ち時間は15分で、事前の資料を準備してきた参加者もおり、職場などでの取り組みや課題、悩みについて語り合われました。
その後グループ・全体での振り返りをした後に、今回のセミナーのキーワードとして、多様性(diversity)・対話(dialog)・協働(collaboration)があることを確認して終了しました。
 
今後への展望と課題
今回を第一歩として、可能であれば定例的なセミナーにしたいと思っています。課題には、テーマ設定のあり方、グループワークの方法、そして「研修」の意義の捉え方などがありますが、今後とも「対話」を続ける中でこれらの課題を追求していきたいと考えます。
 
(友野清文)