昭和女子大学_現代教育研究所_EduMate_Vol1
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先輩はもがく、されど進む23群馬県 公立中学校榊原 梓 先生(英語科) 大切なことは、こだわりを持って「続けること」だと思います。 私のこだわりは、英語で授業をすることです。英語が苦手な子が、もっと英語を嫌いにならないだろうかという不安もありますし、子どもの中には、「先生、日本語話してください。」と言ってきた子もいます。しかし私は、私が英語を話し続けていれば、子どもたちはそれに慣れ、理解できるようになると思うのです。 この間ちょっとだけ嬉しいことがありました。私が授業中に日本語で指示をだしてしまい、心の中で「あ~あ、やってしまった。」と思っていると…。生徒たちが、「先生、英語で言って下さい。甘えちゃだめですよ。」と言いました。私は、自分の続けてきたことが、子どもにとって当たり前になっていることに嬉しさを感じ、少しの自信に繋がりました。子どもを信じて続けていくことで、きっ私立 中学・高等学校髙橋 七海 先生(社会科) 私が実際に教員になってまず実感したことは、「時間がない」ということでした。担任業務や保護者対応、校務分掌など、教員には授業以外にも仕事は山ほどあります。さらに、当然、生徒や保護者からしてみれば、全く教員経験のない新人であっても、ベテランの教員であっても、どちらもまぎれもなく教員です。そのため、仕事の内容や求められるクオリティは、どちらもほぼ一緒です。一般企業のように研修期間がない分、忙しい日々の仕事の中でノウハウを覚えていくことが、新任教員にとって最も必要とされることであると思います。 また、経済的な面でも、時間の面でも、人生の中で最も自由な期間である大学在学中に、様々なことを経験しておくことが大切です。私の勤めている学校は私立で、学力的にも経済的にもとこれからも素敵なことが起こる気がします。 働き始めてから、一日があっという間に過ぎ、その疲れは学生の頃には想像できませんでした。嫌なこともあるし、納得できないこともあります。そういう時に、自分一人でなんとかしようと思うと苦しいです。「なんとかしよう。」ではなく、「なんとかなる。」と、時が解決してくれるの待ちましょう。似たような環境にいる生徒が集まりますが、その中でも何らかの事情を抱えた生徒はクラスに数人いるものです。海外の異文化に触れてみるのも良いし、アルバイトでも良いので、できる限り「人生経験」を積んでおき、様々な生徒に柔軟に対応できる教員になってほしいと思います。 最後に、教員は生徒の成長を最も感じることができ、頑張っている姿を間近に見ることができる仕事です。そういったときが、教員として最も「幸せ」を感じるときです。どうか、「幸せ」をたくさん感じられる教員になってください。 大切なことは、こだわりを持って「続けること」だと思います。どうか、「幸せ」をたくさん感じられる教員になってください。

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