昭和女子大学 現代教育研究所

グローバル化時代における道徳教育

道徳教育研究グループ

グローバル時代における道徳教育の研究4年目を迎えました。
グローバル化や価値の多様化が進む中、2017年度から21世紀を生きる子供たちに求められる・道徳的資質・能力の育成を図るため、都内の公立小学校の協力を得て、人権教育の視点から「総合単元的プログラム型道徳学習」の単元開発と検証授業を行ってきました。特に「特別の教科 道徳」においては、子供たちが道徳的な課題を自分のこととして引き受け、それを他者とともに考え、議論していくことが求められていますので、2020年度に開催が予定されていた「オリンピック・パラリンピック」の取り組みと連携した「国際理解・国際親善」に焦点を絞り、単元開発をすすめてきました。
さらに、今日のグローバル社会にとっては、さまざまな宗教や民族、文化など、世界の構成要素の多様性を前提に、その差異を推し測りつつ、共生社会を成り立たせていくことが重要ですが、こうした社会の変化にすでに直面し、道徳教育の在り方を変革してきた国としての特徴を有しているドイツを2018年10月に訪問し、教育関係者のお話をお聞きしました。
2019年度は、2018年度に行ったインタビューをもとに、ドイツの道徳教育に関する先行研究の分析を行いました。ドイツでは、現地校の道徳授業の参観ができませんでしたので、東京横浜ドイツ学園の授業参観やインタビューの実現を目指しています。
2020年度は、さらに、ドイツの実践哲学科について研究を深めていきます。なぜなら、「主体的、対話的で深い学び」を追究する現在の日本の学校教育や、自分ならどのように行動し実践するかを考え、自分とは異なる意見を傾聴し議論することを目指す「特別の教科道徳」とも対話し、交流しえる方向性を備えていると考えられるからです。

ARCHIVES

このプロジェクトの活動の履歴

  • 2019.02

    武庫川女子大学フォーラムレポートはこちら→

    (2019.2月特別号メルマガで配信されました)