コクリ2018
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衣×文化・歴史DAY:2018/08/06(MON)東京コットンビレッジの富澤拓也さん、佐々木理恵さんのご指導のもと、「糸紡ぎ&染色ワークショップ」はスタートです。まずは富澤さんのコットンに関するレクチャー。驚くべき真実が発覚します。「Tシャツ・ジーンズ・肌着・靴下など、ほとんどがコットンで作られているのに、今の日本のコットン自給率はなんとゼロパーセント」なのだと。コットンにかける熱い思いに触れながら、富澤さんたちが育てられている「日本の大地で採れたオーガニックコットン」を使ったワークショップへ、私たちは誘われます。さっそく、富澤さんの指導のもと糸つむぎに挑戦です。まずは綿の種を取り除く「綿繰り」作業から。綿繰り機に綿を少しずつ挟み、持ち手をぐるぐる。多すぎると止まったり、挟む場所で変わったり、道具のご機嫌を伺いながら、でもポロリと種が落ちる瞬間、まさに快感です。続いて「綿打ち」。ハンドカーダーという道具と綿弓を使う二種類の方法で綿をほぐします。綿弓はいたってシンプル、綿の上で弦を弾くと、あら不思議、ドンドン綿がほぐれていきます。ふんわり綿ができたら、ここからが本番の「糸つむぎ」。細く長くを目指しても最初は途中で切れてしまいます。やっとコツをつかみ、上手に紡げたときの嬉しさはひとしお。皆、言葉少なに没頭です。糸つむぎの次は「平織り」。綿から紡いだ糸を縦糸と横糸で交互に織っていきます。糸を浮かせたり、沈ませたり、苦労して作ったミサンガに愛着が生まれ始めます。最後は「藍染とベンガラ染め」に挑戦。手ぬぐいとハンカチを輪ゴムでしばって「絞り染め」。染めている最中は「どんな形になるんだろう」とドキドキ。広げるまでわかりにくのも染物のいいところ。広げると、「わーっ」と歓声があがります。世界に一つの手ぬぐい&ハンカチの完成。自分たちの手でつくりだすことの喜びをカラダで感じたワークショップでした。切れたら願い事が叶うと言われるミサンガを私が紡いだ糸でつくります。フワフワの綿から紡いだ糸には、たくさんの物語がつまっています。ミサンガをみるたび私はきっと思い出す、仲間と一緒に糸つむぎをしたあたたかな時間と空間を。ミサンガは大切な私の宝物。「世界で一つの私のミサンガ」富澤 拓也さん 佐々木 理恵さん[東京コットンヴィレッジ]忙しい時代だからこそ良きモノに目をこらそう。畑で栽培した和綿を使って糸つむぎワークショップを開催する「東京コットンヴィレッジ」でご活躍中。THEMA:糸紡ぎ&染色ワークショップに挑戦!     7Special Session

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